★思いを伝える文章は名文に勝る! 渾身の告白に心を揺さぶられた!!

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■リライトした文章と読み比べてほしい

どうでしょうか、決して読みやすくはなかったと思います。
原文はもちろんすべて実名で、ほとんど改行なしに書かれています。
そのまま読んでもらいたかったのですが、読みやすさを重視して改行を入れました。
(タイトルは私が付けました)

 

先に答を言ってしまいますが、この文章は上手な文章ではありません。
しかし、私は感動しました。心を動かされたのです。
ぎっしり書かれた文章は読みづらい、一部に意味の取りにくい個所もある。
それにもかかわらず、なんとも言いようのない迫力を感じました。

 

次に私が「編集者」としてリライトした文章を披露します。

 

■   □

テープを切ったのは3人だが、ゴールしたのは5人!

出発の朝、私はやる気満々だった。
『絶対にやってやる! 仲間と全員でクリアなんて無理! クリアするのは俺だけだ』

8時10分にスタートし、ハイペースで全員快調に進んだ。
やがてHさん、Oさんが遅れだす。
32㎞を通過したところで、J子さんも足の小指爪が剥がれて、3人が遅れた。
時間制限が迫る。構わずペースをアップ。62㎞ポイントまでTさんと先頭を歩く。
ところが、今度はTさんまで急ブレーキだ。疲労の蓄積と汗冷えで歩行困難に。

一方、Oさんは驚異の巻き返しを見せ、私と2人で72㎞ポイントへ。
あとの3人も粘る。2、30分遅れで到着するらしい! 
ペースを落としたくない。
3人を待つことなく、Oさんと出発する。

すると15分後、今度は私の右膝が悲鳴をあげ始めた。
歩く度に激痛が走る。4人もこの痛みに耐えて歩いていたのか。
次の83㎞でのリタイアを覚悟した。現状が気になりTさんに電話をすると、
Tさん、J子さんは既にリタイアし、Hさんは先に進んだという。
『でも、きっと無理だろう』

結果的に、Oさんは5人のトップでゴール。
Hさんも粘りに粘ってゴールにたどりついた! 
私は83㎞以降、ヘロヘロ。いろんなことを考えた。
完歩したい、誇りたい。
そればかりで歩いてきた。
痛みが走ると『リタイヤしたい』『みなリタイヤなら恥ずかしくない』。
みなを巻き込んで楽をしようとした。
自分が苦しいときなのにHさんは励ましてくれた。
リタイヤ後ゴールに先着したTさん、J子さんも、残念な気持ちを抑えて声掛けしてくれた。
『それなのに、俺は……』
最低だ。

一番苦しいときに山田塾長が電話をくれた。
『頑張りなさいよ!』
本当に力が湧いた。
沿道の人の声など関係ないと思っていた。
でも、最後の最後、これが背中を押し続けてくれた。
1人だったら、絶対にゴールできなかった。

『俺は最低だった』

でも、本当の仲間を発見した。
この人たちと一緒なら、自分を変えられるかもしれない。
ゴールテープを切ったのは3人だったが、5人でゴールしたレースだった。
■   □
<3ページに続く↓↓↓

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