iPhoneをさわっていて、1年前のこんなメモを見つけた。
「信頼」ということに対する書きなぐりだ。
あらためて読んだら、けっこう本質を突いていた。
ご参考までに、そのまま載録する。
■自分で確認する人はまずいない
人はすぐに信用する。
反対に、人から言われれば苦もなく人への評価を下げる。
言われたことが本当か、自分で確認する人はまずいない。
人は、自分が信頼している人の言葉はうのみにするものだ。
人は、専門家というものは「いかがわしい」と思っている。
もしくは「いかがわしさと紙一重だ」と。
ところが、信頼する人、もしくは身近な人がその専門家を評価すると
自分の評価もコロッと変えてしまう。
特に確かめもせず、リスペクトする気分になる。
人は専門的なことなど知らないし、知ろうとも思っていない。
知りたくなるときは「必要なとき」だけだ。
考えてもみてほしい。
人はあなたの専門知識を評価できない。
医師であれ、行政書士であれ、建築、リフォーム、美容、金融、整備士、
何かを販売する人、技術やサービスを提供する人、特定のお店・・・・
相手が何であれ、もともと知識がないのだから
評価も、比較することもできないのだ。
というわけで、あなたの「真の実力」と「世間の評価」には整合性などない。
■実力があっても追い風にはならない
本当はあなたには実力があっても、それは”追い風”にならない。
品質がいいから、自分には技術があるから、
どこよりもよいものを安くつくっているから・・・・
そういうことが、ひいきにされる保証にはならない。
一方、著名なマーケターであるダン・ケネディはこんなことを言っている。
その他大勢の群から抜け出したいなら、自分の見せ方を十分に意識すること。
他人とは違う方法論をもつこと。
独自の強み。
既存の方法論ややり方を徹底的に研究して、それとは違う方法論、やり方を編み出すのだ。
Author( 著者)はauthority(権威)に通じる。
マーケットに属する人々がとりわけ関心を持つテーマについて本を書く。
最後の言葉が、特にいい。
今まで、「本を書く」というと、”自分の得意”を書くのだとばかり思っていた。
ターゲット・オーディエンスの関心に、こちらが合わせるのだ!
(目からウロコ・・・・)
ダン・ケネディは、ニュースレターやビジネスレポート、ハウツウガイドに加え、
自分で本を書き、出版することのメリットを次のように書いている。
信頼できる第一人者やアドバイザーの地位を望むなら、本を出版しよう。
それができないなら消え去るのみ。
出版物は他人にはない宣伝の武器となるだけではない。
すべての競合相手がアピールする宣伝材料とは一線を画す、違いを打ち出せるのだ。
さらに、見込み客の信頼構築をスピードアップしてくれるだろう。
>2ページに続く↓↓↓